お知らせ
2026年06月11日
けんぽだより6月号 知っておきたい歯と口の健康

6月は「6(む)4(し)」の語呂合わせから、厚生労働省や日本歯科医師会が定める「歯と口の健康月間(歯と口の健康週間:6月4日〜10日)」です。この時期は、歯科健診の受診や毎日のオーラルケアを見直す最適なタイミングとされています。今日から歯の予防習慣を始めましょう!

知っておきたい歯と口の健康:「歯周病」が全身の健康を脅かす理由  

「忙しいから」と歯科検診を後回しにしていませんか?近年の研究で、「歯周病は万病の元」と言われるほど、全身の重篤な疾患と密接に関係していることが明らかになっています。

1.なぜ「お口の病気」が全身に広がるのか?

歯周病は、歯周病菌による「感染症」です。歯ぐきからの出血や傷口を通じて歯周病菌が血液に流れ込み、血管を通って全身に炎症を広げてしまいます。

2.歯周病が引き起こす・悪化させる主な全身疾患

特に深く関係しているのが、以下の2つの疾患です。

  • 【糖尿病】(お互いに悪化させ合う関係)      
    血液中の歯周病菌がインスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きを邪魔するため、血糖値が下がりにくくなります 。                            ※歯周病治療によって血糖値(HbA1c)が改善することも実証されています。
  • 【心筋梗塞・脳梗塞】(血管を詰まらせる原因に)
    血管内に入った歯周病菌の刺激によって動脈硬化が進みます 。これが剥がれて血管を詰まらせることで、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めます 。

3.今日からできる!オフィスでの健口(けんこう)習慣

成人の約半数に何らかの歯周病の兆候があると言われています。「自分は大丈夫」と思わず、以下のケアを意識してみましょう。

〇昼食後の歯磨きをルーティンに ランチの後にサッと磨くだけでも、菌の増殖を抑えられます。                                       デンタルフロス・歯間ブラシの併用 歯ブラシだけでは汚れの約6割しか落ちません。糸ようじ等の併用が効果的です。                               「痛くなくても」3〜6ヶ月に1回は歯科検診へ 歯周病は「静かなる病気(サイレントディジーズ)」と呼ばれ、自覚症状なく進行します。プロによる定期的なクリーニングが最も確実な予防です。

体の健康を維持し、元気にパフォーマンス高く働くために、まずは「お口のケア」から見直してみませんか?

以上